枚方市 S邸

島根県の石見銀山にあった築100年の古民家を移築再生しました。
元々は平屋だったのですが、一部の柱をのばして2階部分を設置しています。
土間はたたき仕上げ、面格子は施主さんが入手した流木を使うなど、随所にこだわりが見られる移築事例です。

瓦の部分も移築前に使われていた古瓦を使用。
足りないものは同地方の他の古民家からいただいてきて利用しています。(山陰地方で使われている石州瓦)
伝統工法で再生しているのですが、一部耐震のための手法(耐力壁、筋交い入り)を取り入れています。


左下の写真は移築前の「牛梁り」を3枚にスライス。カウンターと囲炉裏をリサイクルして作成しました。