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家を建てる、修繕する。
慣れないことだらけで不安になることも多いと思います。ここではよくいただく質問をいくつか掲載しました。
気になることがあれば何でもお気軽にお問い合わせください。

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地球にやさしい住まいづくり 太陽光発電、オール電化住宅
太陽光発電設置のイメージ 太陽光発電の仕組み 屋根に載っている黒いパネルはよく目にしますが実はその仕組みはすごく単純です。
まず屋根のパネル「太陽電池モジュール」といいますが、これが太陽光を吸収して直流電気を作ります。
出来た電気を一つにまとめ「昇圧ユニット」で電圧を上げて家庭で使える様に直流から交流に「パワーコンディショナー」で変換する。その電気をテレビやエアコンに使う。これだけです。
発電量が少ない時は従来の様に電力会社から電気を買いますが、発電量が使用電力を上回ると今度は電力会社に売ることが出来ます。この量が多ければ、光熱費の削減になり、得をするという事になります。
また、発電の状況や売り買いしている電力量をモニターで確認でき、節電の意識が高まります。
太陽光発電の普及 1997年の京都議定書の制定以降、温暖化対策のために様々な試みが行われ、エネルギーの分野では環境負荷が少なく、クリーンな自然エネルギーである太陽光発電が特に注目されました。
2008年から、環境対策として太陽光発電の導入と助成が強化され、補助金や余剰電力の買取制度がスタートしました。
当初は、太陽光発電の設備そのものの価格が高く、導入するには、かなりの初期費用がかかったため、なかなか普及しませんでした。 でも、ここ2~3年環境意識の高まりや設備の価格も半分程に下がったため、急速に設置台数が拡大しました。
また、東日本大震災以降、非常時でも既存の電力系統に依存せず、自立した供給システムとして活用できるエネルギーとして普及が進んでいます。
太陽光発電ってお得なの? では、具体的に補助金や買い取りの金額はいくらなのか?
どれくらい光熱費が削減出来て節電出来るのか? 皆さん気になるところですよね。

ー補助金についてー 国の補助金は導入する発電システムの価格によって線引きがあります。
高い設備で55万/1KW以下の場合3万円/1KWの補助金が貰えます。
この設備で3KWの太陽光発電を導入すると3万円x3=9万円貰えるのです。
47万5千/1KW以下の場合3.5万円/1KWの補助金が貰えます。
逆に非常に高くつくシステムで55万/1KWを超えてしまうと補助金はもらえません。
国の補助金以外に、市町村でも独自に補助金を出すところがあります。
枚方市も国の補助金と同じ金額の補助金が出ます。ただし上限は10万/1KW、500件という制限が付いていて早い者勝ちです。
補助金について
発電のイメージ ー初期費用と削減できる光熱費ー 太陽光発電で昼間ドンドン発電すればもちろん光熱費は下がります。
また使用電力を上回って電力が余った場合、1KW当たり42円で電力会社が買い取ってくれます。

かかる初期費用と年間で削減できる光熱費の例を見てみましょう。
例えば47万5千/1KW以下の設備で4KWのシステムを導入した場合の初期費用は、

設置費用(475,000x4)‐補助金(35,000x4)=1,760,000円

のようになります。
このシステムで年間4000Kwh発電し、その40%を使用して60%を売ったとします。

買わなくてすんだ電気代(4000Kwhx0.4x24円)
     +
売った電気の料金(4000Kwhx0.6x42円)  =139,200円


これが1年間に削減できる光熱費になります。

1,760,000円÷139,200円=12.64年

つまり、初期投資の費用は12.6年で回収できる という事になります。
これは太陽光発電だけの試算ですが、オール電化と組み合わせればさらに光熱費が削減出来て年間光熱費が0になる場合もあります。

ややこしい計算でしたが、イメージをつかんでいただけましたでしょうか。
疑問がございましたら、お気軽に問い合わせ下さい。
太陽光発電システムのメーカー比較急速に普及している太陽光発電ですが、メーカーもドンドン参入してきて競争が過激になっています。
では、一体どのメーカーがいいのか? 各メーカーの特徴を比べてみます。
[パナソニック] HIT230シリーズは、高い発電性能に加えパネルの変換効率も良いので少ない枚数で他社と同じ発電量を出すことができる。面積の小さい屋根には有利ですが価格が高く、条件によっては補助金が貰える対象外になる可能性もあります。
[三菱電機]直流を交流に変えるパワーコンディショナーの変換効率が高いのでロスが少なく電力に変えられる。
モジュールの形の種類が色々用意されているので、複雑な形の屋根に対応しやすい。
[東芝]世界最高水準の変換効率を出すモジュールとセルを採用している。
日射量の少ない朝夕でも高い発電量を出せます。したがって、少ない枚数ですむ場合があります。
[京セラ]デザイン性、レイアウト性に優れ屋根形状にマッチした設置が可能です。
モジュールは小さめな為設置枚数が多くなります。
[シャープ]生産量が多く安定した供給が出来ている。モジュールのコストが比較的安く性能とのバランスが良い。
三角のモジュールで色々な形状の屋根に対応している。
[ダイキン]モジュールの原料のシリコンを素材から一貫生産している。
品質管理がよく、10年の長期保証も対応している。デザイン性に優れ種類も多い。
[カナディアンソーラー]ヨーロッパ、アメリカを中心に世界的な導入実績がある。
グローバルスタンダードによるコストの安さが魅力です。
それぞれのメリットデメリットを理解した上で皆さんのライフスタイルや希望に合ったメーカーを選択されるといいでしょう。
最近は安い海外メーカーも参入していますが、品質とメンテナンスの面で私はお奨めいたしません。
太陽光発電導入時の注意点最後に、太陽光発電を導入して頂く時の注意点をいくつかご紹介します。
効率よく発電させるためには、南向きの屋根が理想です。
南面を100とした時、東面、西面は約85%、東南面、西南面は約96%の効率になります。 北面は、お奨めいたしません。
屋根の耐久性や劣化も考慮して下さい。300~400㎏の設備が屋根に載りますので、屋根の総点検をして下さい。
場合によっては、葺き替えも検討して下さい。
一度設置すると10年20年30年としかも毎日使用するものですから、補助金やコスト面だけではなしに、保証やメンテナンスの充実したメーカーを選んでください。
化石燃料を使う火力発電や大きな危険性と将来に対するリスクをはらんでいる原子力発電から太陽光発電にシフトすることによって、エネルギー問題や環境問題に家族みんなで貢献出来ているという思いを持って頂ければ、幸いです。
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